福利厚生代行サービスを利用する法人が増えています。自社で丸抱えするよりも選択肢が増えると同時にサービス品質を向上できるのがメリットになっており、大企業向けだけでなく規模の小さな中小企業も利用しています。数多くの福利厚生代行サービスが登場する中で共通しているのが、プランの分類です。大きく分けてパッケージ型とカフェテリア型の2種類があり、企業規模に合わせて利用されることが多くなっています。

特にパッケージ型は中小企業向けになっており、福利厚生の選択肢が少ないものの定額で利用できるため、比較的にバランスが良いという特徴を持ちます。またカフェタリア型は企業ごとにプラン内容をカスタマイズできるため従業員の選択肢が多いので、ライフスタイルや好みに合わせやすくなります。プランを選択する際には、従業員のニーズを確認しておくのが大切です。福利厚生代行サービスを契約すると従業員の利用率に関係なく企業側にも負担が生じるため、ニーズにあったものを選ぶのがポイントになります。

特に中小企業向けのパッケージプランの場合は従業員が一定の金額を払った利用しますが、利用可能エリアの対象外であったり、選択できるプランが少なかったり、利用する際に一定の手続きをしなければならないため利用率向上のための周知徹底や理解促進をしなければなりません。またコスト的に見合う場合は、カフェテリア型がよいでしょう。従業員に一定のポイントを付与するシステムになっており、選択肢が多いため利用率が上がる傾向があります。ただしポイントには有効期限が定められているため、こちらの周知徹底や利用促進対策が求められます。