近年は福利厚生サービスを充実している企業に就職したい、という人も増えてきているため、企業側も導入するケースが増えてきています。しかし、お金のない中小企業では福利厚生サービスを導入しにくいと考える担当者が多いです。中小企業だから福利厚生サービスに費用がかけられないと諦めてしまうと、就職や転職してくる優秀な人材を逃してしまうことになります。それを避けるためにも、中小企業でも導入しやすいものを知っておくことがおすすめです。

さまざまなサービスがありますが、特に利用しやすいのが食事補助、住宅手当・家賃補助、宿泊・レジャー施設の割引などが挙げられます。食事は毎日欠かせないものですが、忙しいとしっかり三食食べられないということはよくあります。そのため食事補助として社員食堂を導入するということができます。調理場や飲食スペースを設けることで出来立ての食事をとれて、社員同士のコミュニケーションにもつながります。

中小企業だと食堂を作るのは難しいというときには、冷蔵庫を配置して置き型社食やお弁当宅配など気軽に導入できるサービスも多くあります。住宅に関する費用は、生活費の中でも大きな割合を占めます。会社から補助してもらえれば生活がしやすくなります。社宅などが理想的ですが、難しいときには手当や家賃補助することが現実的な福利厚生といえます。

旅行・レジャー関連は、気軽にリフレッシュできるとして人気ですが、生活環境によってはしづらいケースもあるため注意が必要です。